恵比寿ガーデンプレイス、センタープラザの地下2階。私にとって、この場所へ足を運ぶことは、もはや特別なイベントではなく、日々の暮らしの一部そのものです。スーパーマーケット「ライフ」の旗艦店である「セントラルスクエア恵比寿ガーデンプレイス店」。実は、私はこの店にほぼ毎日通っています。顔なじみのスタッフの方もいて、私の生活に欠かせない温かなひとときになっています。
かつて三越があったこの場所が、これほどまでに心地よい「街の台所」へと生まれ変わるとは、オープン当初は想像もしませんでした。2023年には「STORE OF THE YEAR」で1位に輝くなど、業界内外から高い評価を得ているそうですが、私たち近隣住民にとって大切なのは、ここが日々の食卓を確実に支え、少しだけ豊かにしてくれる場所だという事実です。
季節を呼吸する、野菜たちのマルシェ

エスカレーターを降りると、まず目に飛び込んでくるのは、生き生きとした野菜たちです。通常の店舗の約1.5倍にあたる1,000種類もの青果が並ぶ光景は圧巻ですが、決して威圧的ではありません。珍しい新品種のトマトや、かつてはレストランにしか卸されていなかったような野菜がさりげなく置かれていることもあり、料理好きとしての探究心をくすぐられます。
「今日はどんな季節に出会えるだろう」。そんなささやかな期待が、毎日の買い物を楽しいものにしてくれています。
鮮度への誠実なこだわり

鮮魚コーナーへ進むと、都心のスーパーでは珍しい活魚水槽が目に入ります。これは単なるディスプレイではなく、選んだ魚をその場で活け締めにしてくれるためのもの。鮮度に対するこの実直な姿勢こそが、日々の信頼につながっています。
産地から直送された鮮魚が並ぶのも楽しみの一つです。物理的な距離を超えて、朝獲れの魚が夕方の食卓に並ぶ。そんな贅沢が日常の中にあることに、静かな喜びを感じます。
お寿司のコーナーも、冷凍品を使わず新鮮な生魚を使用しており、ネタの艶やかさが違います。ガラス越しの厨房からは丁寧な仕事ぶりが伝わってきて、安心してカゴに入れることができます。
鉄板の音と香りが誘う、大人のための「メインディッシュ」

忙しい日の食卓を救ってくれるどころか、むしろ「今日はあれが食べたい」と積極的に足を運ばせてしまうのが、この店のデリコーナーの懐の深さです。
「デパ地下」を彷彿とさせるショーケースには、彩り豊かなデリが並びます。視覚から食欲を刺激するそのディスプレイは、ただ眺めているだけで、疲れた頭を少しだけリフレッシュさせてくれるようです。
また、心憎いのが「季節のうつろい」を巧みに取り入れた商品展開です。例えば、月替わりでメインが変わる「贅沢海苔弁」シリーズ。ある月は「鶏ももの西京焼き」、翌月は「ローストポーク」といった具合に、その時期にしか味わえない限定品が登場します。その時期にしか味わえない限定品の数々に、「今月はこう来たか!」と、私たちはまんまとそのマーケティングの手のひらで踊らされてしまっています(笑)。
けれど、それもまた楽しい日常のスパイス。今後も、この魅力的な誘惑に負けて新しい味に出会うたびに、この場所で皆さんにご報告していこうと思います。
香りと合理性が共存する空間

店内を歩いていると、ふと香ばしいナッツの香りに包まれる瞬間があります。その正体は、搾りたてのピーナッツバターマシン。砂糖もバターも使わず、ピーナッツだけで作られる濃厚なペーストは、素材そのものの力が詰まっています。
また、この店が素晴らしいのは「情緒」だけでなく「合理性」も大切にしている点です。生活感が出がちな日用品コーナーは一見コンパクトに見えますが、実はバックヤードに約3,000アイテムもの在庫が控えています。
私は使ったことがありませんが、売り場のタブレットで注文すれば、買い物をしている間にスタッフの方が商品を揃えてレジまで届けてくれるそうです。重い洗剤や嵩張るペーパー類を持ち歩かずに済むこのシステムは、私たち利用者の負担を本当によく考えてくれていると感じます。
松原店長が大切にされているという「進化・新化・深化」という3つの「しんか」。その言葉通り、訪れるたびに売り場には小さな変化や発見があります。単にモノを売る場所ではなく、地域の人々と共に育っていく場所。家族ぐるみの付き合いができるスタッフの方々の笑顔に会いに、私は明日もまた、この場所を訪れるのだと思います。
Information

- 店名: ライフ セントラルスクエア恵比寿ガーデンプレイス店
- 住所/エリア: 東京都渋谷区恵比寿4-20-7 恵比寿ガーデンプレイス センタープラザB2
- 価格帯: 日常使い〜ややハイクラス(選択肢が広い)
- Access: JR恵比寿駅東口より「恵比寿スカイウォーク」経由で徒歩約8分
参考情報
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